事業者様の資金調達・資金繰りを支援するための助成金・補助金・融資制度等は数多くあり、新型コロナウイルス関連だけでも情報を整理するのが大変です。また、どのような制度・仕組みを利用するにしても申込み書類の作成・関係機関との連絡・調整等の手続きが不可欠になります。

当相談室においては、相談者様の状況をしっかりとお聞きし、利用可能な助成金・補助金・融資制度等の効率的な利用方法についてご提案いたします。

もらえるお金（助成金）

助成金は支給要件に該当する限り、もらえるお金です。申請のためには雇用・労務管理関係の様々な書類の提出が必要であり、労働保険に関する知識も必要です。そのため、厚生労働省の助成金は社会保険労務士にしか申請代行が認められていません。代表的なものとして、以下のような助成金があります。

• 雇用調整助成金
• キャリアアップ助成金
• 特定求職者雇用開発助成金
• トライアル雇用助成金
• 両立支援等助成金

もらえるお金（補助金）

補助金は採択された事業計画（補助事業）の支出の一部に対し交付される資金です。一旦、自己資金で補助事業にかかる費用を全額支払っておく必要があるため、金融機関のつなぎ融資などで資金調達を行う必要があります。

• 小規模事業者持続化補助金
• IT導入補助金
• ものづくり補助金

などが特に利用されている補助金です。

かりるお金（融資）

事業資金を効率的に借りるためには、日本政策金融公庫、信用保証協会、自治体、民間金融機関などが提供する多数の制度・仕組みを最適に組み合わせる必要があります。借入れに関しても知らないと損することが多い分野ですので、まずは当相談室など、身近な専門家に相談されることをお勧めします。